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風俗の給料について|業種別にみた報酬内容から罰金対象の項目まで

風俗では一般的に高収入が得られると言われていますが、実際にどれくらいの収入がもらえるかまでは、把握していない人が多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では風俗の給料について解説します。風俗の基本的な給料の計算方法から、デリヘル・ホテヘルやファッションヘルスなどの平均的な日給、月収、年収を知ることが可能です。

また、風俗で働く際に気をつけたい、罰金対象の項目についても紹介します。これから風俗で働いてみたいと考えている人にとって役立つ情報を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

1.風俗の給料はどのくらいもらえるの?

風俗の給料は、ほとんどの業種が時給制ではなく、「歩合制」です。そのため、風俗嬢の給料は、1日の接客人数とプレイ時間により増減します。また、手元に残る手取りの金額は、プレイ料金にバック率を掛けた金額です。

例えば、60分が10,000円、90分が15,000円のお店で働く場合について考えてみましょう。1日に60分のお客様を2人、90分のお客様を1人接客した場合の給料は下記の通りです。ここでは、バック率が70%で計算しています。

1日の給料例 =(10,000円×2+15,000円×1)×0.7 = 24,500円

さらに、指名を受けられれば「指名料」、オプションのプレイが行われれば「オプション料」も加算されます。
基本のプレイ料金と同様に指名・オプション料金のバック率はお店によってさまざまです。オプションについては全額風俗嬢の取り分となるところもあれば、お店の取り分が設定されているところもあります。

また、うがい薬やローションなどの雑費は、給料から別途差し引かれるため、気をつけてください。

2.風俗の業種別にみた給料の差

風俗には、デリヘル・ホテヘルやファッションヘルス、オナクラ、ソープなど、多様な業種が存在します。それぞれ歩合制が基本であるなど共通している部分は多くありますが、最終的に受け取れる金額には差のあることが実情です。

そこで、デリヘル・ホテヘル、ファッションヘルス、オナクラ、ソープを例にとり、それぞれの業種における平均的な日給、月収、年収について紹介します。それぞれの業種でどのような違いがあるか、実際の数字をみながらチェックしましょう。

2-1.デリヘル・ホテヘル

デリヘルとは、デリバリーヘルスの略称で、出張型接客サービスを行う業種です。デリバリーという名前の通り、風俗嬢はお客様に指定された場所(通常、ホテルや自宅)へと派遣され、サービスを提供します。
サービス内容はヘルスプレイの提供であり、デリヘル・ホテヘルで特に違いはありません。受付業務を行う実店舗を持ち、派遣先がホテルに限定される場合、ホテヘルと呼ばれます。

デリヘル・ホテヘルには格安店から中級店、高級店までありますが、一般的なデリヘル・ホテヘル店のプレイ料金は、60分18,000円程度です。平均バック率は60%と言われています。以上のことから推定される日給、月収、年収は下記の通りです。1日の接客数は4人、月の出勤日数は15日で計算しています。

デリヘル・ホテヘルの給料
日給 43,200円
月収 648,000円
年収 7,776,000‬円

上記は、指名料金やオプション料金は別とした金額です。指名やオプションを得ることができれば、より高収入が期待できます。

このように、デリヘル・ホテヘルはコンスタントに出勤することで十分に稼げる仕事です。また、高級デリヘル・ホテヘルであればさらに客単価が上がり、収入額も増加します。

2-2.ファッションヘルス

ファッションヘルスとは、ヘルスプレイを提供する店舗型の風俗です。お店に待機室やプレイルームが完備されているため、デリヘルと違って車で移動する必要がありません。

ファッションヘルスの一般的なプレイ料金は、50分につき12,000円程度で、バック率は60%程度です。デリヘル・ホテヘルと同様に、1日の接客数を4人、月の出勤日数を15日で想定給料を計算してみましょう。

ファッションヘルスの給料
日給 28,800円
月収 432,000円
年収 5,184,000円

ファッションヘルスは、デリヘル・ホテヘルと比べて客単価はやや下がります。しかし、ファッションヘルスでは移動に時間が掛からないため、デリヘル・ホテヘルよりも高い回転率で働くことが可能です。

2-3.オナクラ

オナクラとは、オナニークラブの略称です。オナクラの基本的な仕事内容は、お客様の自慰行為(オナニー)を見ることですが、お店によってはトップレスヌードや手コキのサービスを伴います。

オナクラのメリットは、風俗業界で最もソフトなサービスと言われるほど、サービスの負担が少ないことです。そのため、客単価は低くなりやすく、60分当たりの風俗嬢の取り分は5,000円程度です。1日5時間、月の出勤日数15日で計算した収入は下記のようになります。

オナクラの給料
日給 25,000円
月収 375,000円
年収 4,500,000円

オナクラはアルバイト感覚で働く若い女性が多く、出勤日数は週2~3日が平均ですが、こまめに出勤することで上記のような高収入が可能です。さらに1日のシフトを長くすることで、デリヘル・ホテヘルやファッションヘルス並みの収入も期待できます。

2-4.ソープ

ソープは、風俗業界の中で最も高収入が見込める業種です。ソープでは、入浴プレイからマットプレイ、ローションを使ったサービス、ベッドプレイまで、トータル的なサービスを提供します。そのため、体力的な負担が比較的大きな仕事です。

ソープは、高級店や大衆店などお店のコンセプトで客単価が変動します。平均的なソープ嬢が1日に受け取る収入は50,000円程度です。

ソープの給料
日給 50,000円
月収 750,000円
年収 9,000,000円

平均的な計算でも年収が1千万円クラスに届く勢いのあることが、ソープの魅力です。ソープ嬢として人気を集めることで、1千万円を大幅に超える収入も夢ではありません。その分、非常に高い水準の接客サービスが求められますが、しっかりと稼ぎたい人におすすめの業種です。

3.風俗の罰金対象となる3つの項目

風俗においてノルマや罰金(ペナルティー)は、ほとんどのお店で存在しません。多くの風俗店でノルマ・罰金が設けられていない理由は、風俗嬢の退職を防ぐためです。

しかし、中には罰金制度のあるお店も存在します。高いレベルの接客が求められる高級風俗店に、罰金制度が多い傾向です。また、罰金がないお店であっても、いくつかの行為はお店との関係を悪化させてしまう恐れがあります。

ここでは、風俗嬢として長く稼ぎ続ける上で「避けるべき行為」について解説するため、ぜひ参考にしてください。

3-1.遅刻・欠勤

遅刻や欠勤の中でも、高級風俗店などで罰金・ペナルティーが科せられる可能性のあるものが、当日欠勤です。お店は事前のシフトで営業計画を立てているため、当日欠勤が行われると大幅に予定が狂ってしまいます。

罰金・ペナルティーを科される場合、次回出勤以降に支給される給料の減額やシフト制限が一般的です。

一般的な風俗店では、多少の遅刻や欠勤でペナルティーを科せられることは、ほぼありません。ただし、遅刻・欠勤を繰り返す場合は、口頭注意もしくはペナルティーに発展することもあります。

3-2.店外デート

店外デートとは、お店で知り合ったお客様とプライベートで会うことです。店外デートの問題は、本来であればお店が受け取れる利益が、お店を通さないことで発生しないことだけではありません。もし、店外デートで違法行為が行われた場合、お店まで営業停止となる危険性があります。

そのため、店外デートに罰金やペナルティーを科しているお店は、遅刻・欠勤に比べて多い傾向です。罰金やペナルティーを科さないものの、禁止行為としているお店は多数あります。

3-3.スタッフとの男女関係

風俗の現場では男性スタッフと風俗嬢が2人きりとなる場面が多く、親密な空気が流れることもあります。しかし、男性スタッフとの男女関係は、風俗だけではなく、キャバクラなどの水商売においても規則違反とされる行為です。
スタッフと風俗嬢に恋愛関係や肉体関係ができてしまうと、ひいきや風紀の乱れといったお店の環境を悪くする問題の原因となってしまうためです。

男女関係が発覚した場合、男性スタッフは解雇されることが一般的ですが、風俗嬢にも厳しい処分が科されることがあるため、注意してください。

まとめ

風俗の給料は、基本的に歩合制です。1日の給料は、その日に接客したお客様の人数により変動します。実際の支給額は、プレイ料金にお店の取り分を差し引いた金額です。
風俗の中で安定して高収入を得やすく、ソープに比べて心身の負担が少ないデリヘル・ホテヘルは、収入と働きやすさのバランスをとって稼ぎたい方におすすめです。

ほとんどの風俗店で、罰金やペナルティーはありません。しかし、この記事で紹介した3つの行為については、お店との関係を悪くする要因となるため、避けた方が無難です。風俗嬢として安心して稼ぎ続けるためには、罰金の有無は別として、注意事項を守って働きましょう。


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